気温も暖かくなり、歩いていると軽く汗ばむような陽気が気持ちいい。
そんな梅雨に入る前の貴重な晴れの日を使って上野方面へ。
上野といえば上野恩賜公園を一番に思い浮かべるけど、今回の目的地は湯島天満宮と旧岩崎邸庭園。のんびりと街を眺めながら散歩するのが目的。
御徒町駅から湯島天満宮、旧岩崎邸庭園、上野駅と歩いた記録。
おそらくはじめての湯島
湯島という地名はよく聞くし、車で通ったことはあるとは思う。ただ歩くのは初めて。
湯島天満宮という名前もテレビでもよく聞くし、以前から一度行ってみたいと思っていた場所。
学問の神様で知られる菅原道真公を祀っているということで、友人の受験を控えた子どもさんのことをお願いした。
気になるマンション
湯島天満宮から旧岩崎邸庭園へ向かう道に現れるマンションがとても印象的だった。
古い建物なのは外観を見るだけで分かる。でも古いけど存在感がある。エアコンの室外機がきれいに並ぶ様子はマニア心をくすぐられる。
後で調べたら築50年を越えるマンションにも関わらず、価格もそこそこするらしい。まあ場所が場所なだけに当然と言えば当然。
改修工事の終わった旧岩崎邸
旧岩崎邸庭園は以前にも訪れたことはある。ただ、そのときは改修工事中で、周りは足場が組まれておりバルコニーは見学できなかった。
改修工事が終わった旧岩崎邸はやっぱりいい。足場がある状態も貴重だったかもしれないけど、やっぱり完璧な状態が見れる方がいい。
前回見れなかったバルコニーも満喫した。
三菱の創始者岩崎弥太郎を父にもつ、岩崎久彌の邸宅として使われていた建物。洋館と和館、そして撞球室が見学できる。
以前はもっと広かったということ、当時は華族や実業家が客人を迎えるとき洋風の部屋を必要としていたこと、和館を住まいとしていたこと、公開されていない地下があることなど、説明を読んでいると想像が膨らみ面白い。建物自体のかっこよさもあるけど、こうした歴史を感じることができるエピソードに触れられるのが建物見学の醍醐味だと思う。