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佐久市望月の"YUSHI CAFE"にやっとたどり着いた

はじめてのYUSHI CAFE

上田市から東御市へと移動してきた長野旅行。

昼食をとろうと寄った蕎麦屋は休業しており、諦めた僕はツイッターでも話題の山の上のパン屋「わざわざ」で買ったパウンドケーキとスコーンを食べる。お土産のはずだったのに。(ちなみにわざわざの新しい店舗「問tou」にも寄った)

小諸市で温泉に入り、ご当地サイダーを飲み、ゆったりとした時間を過ごす。天気もよく、景色もよく、昼間の露天風呂は最高で何も言うことはない。

そんな休憩をはさみ、最終目的地の佐久市望月へと向かった。目的はこの旅で唯一の当初からの予定と言っていい「YUSHI CAFE」。

望月はよく遊びに来ているにもかかわらず、お店の存在を知っていたにもかかわらず、一度も入ったことがなく通り過ぎてきたカフェ。旅の最後を締めくくるのはここYUSHI CAFEのコーヒーとケーキとした。

ちなみに、上田周辺を歩いた記録と東御市の海野宿を歩いた記録は下の記事。


はじめての海野宿
海野宿の町並みを眺めながらただ歩くだけ

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佐久市望月"YUSHI CAFE"

望月は佐久市の北西辺り。中山道の宿場町として発展した町。

夏には信州の奇祭と呼ばれる「榊祭」が行われることでも有名だ。

僕は過去に榊祭を何度か見に来ていた。松明を大きく振り回しながら山を駆け下り、炎を川へ投げ入れ、榊でできた神輿のぶつけ合う。初めて見たとき、その迫力の虜になった。

そういったこともあり、望月には訪れているしそれなりに町を歩いたりもしてきた。しかしひとつ気になる場所が残っていることを思い出した。何かあそこにお店っぽいのがあるなと気になっていた場所、行ったことのないカフェらしき建物、避けたつもりもないのに縁がなかったお店。それがYUSHI CAFEだ。

YUSHI CAFEの外観

外からは中の様子は分からない

YUSHI CAFEは国道142号から少し入ったところにある。

やっとたどり着いた僕は、お店の向かいにある駐車場に車を停めお店へと向かう。ひとりでお店に入ることが苦手な僕は、建物前まで来て引き返す。そして周りを少し歩く。数分ウロウロし、意を決して店舗内へ向かった。この間、約5分。

店内に入ると店員さんが席を案内してくれた。窓際の席へ。

YUSHI CAFEの店内

ソファ席やカウンター席もある


YUSHI CAFEのテーブル

テーブル脇の電球があたたかい

いわゆる古民家カフェと言っていいのだろうか。古民家特有のあたたかみのある木の感じ、アンティークっぽいソファーやテーブル、古い家電や本棚。ホッとする空間だと感じた。お店の中には地元の方と思われるお客さん、おじさん二人組や子供連れファミリーなど、おしゃれカフェだからといって若者しかいないというようなことがない。

ツイッターで地元の方がこのお店を次のように言い表していた。

いつでも地元の愛すべきじじばばが世間話に花を咲かせている。
オシャレなのに肩ひじ張らず落ち着ける唯一無二の公民館的カフェ。

正にそのとおり。

スコーンにはジャムがついてくる

注文したのはコーヒーとケーキとスコーンのセット。この日のケーキは2種類用意されていて、僕はきな粉とメープルシロップのレアチーズケーキ(?)を選んだ。

美味しい。好き。

これで1,000円。もう1,000円出しておかわりしてもいいと思える。さすがにこの年齢でそれをやる勇気はなく、次回また訪れることを心に決めた。

次回も必ず

来てよかった。

何で今まで来なかったんだろう。

2019年のゴールデンウィークの長野日帰り旅行を締めくくるいいお店だった。

このあと、締めくくったはずなのに、望月を散歩したり温泉に行ったりと日帰り旅行をさらに満喫。日帰り旅行でもけっこう遊べるものだ。

自宅を出発したのが午前5時。上田→東御→小諸→佐久と移動して、帰宅したのが明けて午前1時ごろ。眠気も多少あったし、体力的にはキツかったのだと思うけど、またこんな旅行がしたいなと思える長野日帰り旅行だった。

(追記)
佐久市望月と紹介してきたが、住所は望月ではないらしい。タイトルもアイキャッチも望月としてしまったけど大目に見て欲しい。

"YUSHI CAFE"

佐久市望月にある古民家カフェ。
落ち着く空間でゆったりとした時間を過ごせる。スコーンも食べて欲しい。

住所:長野県佐久市協和2379【map
参考サイト:YUSHI CAFE|食べログ

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