欲しい物があると、欲しいと思えるものが見つかると、僕は居ても立っても居られなくなる。もしかしたらこの瞬間だけ買い物依存症になっているのではと思うほど。
ただこの物欲の波を何とか乗り切ることができればその物欲はさーっと引いていく。そう、乗り切ることさえできれば。
そして2020年7月。僕はまた物欲の波にさらわれる。
5月に特別定額給付金を理由に自作PCを購入したにも関わらず、その二月後にはまた欲しい物ができてしまった。
その欲しい物というのがFUJIFILMのコンパクトデジタルカメラ「X100V」。コンデジとはいえ高性能でありもちろん高価な商品。何なら5月に組んだ自作PCよりも価格が高い。いまの僕には正直手が出しづらい代物だった。
とはいえ物欲の波にのまれた僕は1週間ずっとX100Vが頭から離れない。
そして物欲の波を乗り切ることを早々に諦め、購入へと進んだ。
今回はその記録。
X100Vに辿り着く
もともとは気軽に持ち出せるいい感じのコンデジが欲しく探していた。ミラーレス一眼はコンパクトとはいえ、街なかを持ち歩き撮影してると結構目立つ、気がする。自意識過剰かも知れないけど。
なのでそんなに大きくなく、ちょっとしたお出かけのお供として利用できるカメラを探していた。持ち出す機会が増えればもっと写真を撮るのが面白くなるはず。
そして候補に上がったのが次の3シリーズ。
- RX100シリーズ(SONY)
- GRシリーズ(RICOH)
- X100シリーズ(FUJIFILM)
価格や性能、いま持っているカメラとの兼ね合いなどを考え最終的に選んだのがX100シリーズ。X-T3とバッテリーも使い回せるし、スマホのアプリも同じのが使えるのはやっぱり便利。
ひとつ前のモデル「X100F」とは少し迷った。ただそこまで価格差が大きくない気もして、結局は新しさに惹かれてX100Vを選ぶことに。
目の届く場所に置いておきたい
ただただカッコいい。
今回、ブラックにしようかとかなり揺れたけど、結局シルバーを選んだ。理由はフードの在庫がシルバーしかなかったからという消極的な理由。でも優柔不断な僕にとってはこういう背中を押してくれる理由があったほうがありがたい。
いま持っているFUJIFILMのX-T3もシルバーで、見た目は同じような感じ。このシルバーとブラックの組み合わせがクラシカルで好きだったりする。
もちろん色だけじゃなくすべてがカッコいい。
角張ったフォルム、軍艦部のダイヤル、ファインダー、すべてがお気に入りだ。
首から下げればそれだけで大満足。
今回、X100Vとともにカメラストラップも購入した。mi81のSimplicity neck strap。在庫がなくカラーは選べなかったけど結果的には気に入ってる。
これでX100Vといつでも一緒にいれる。
カメラを持ち出す機会が増える
ということで運動不足解消のための散歩にも、「ちょっとコンビニまで」のお供にも、もちろん遊びに行くときにもX100Vを連れ出している。
まあ7月は梅雨真っ最中でなかなか撮影する機会はなかったけど、それでも持ち出す機会が増えているのは実感できる。
あんまり考えずに絞りとシャッタースピードは固定し、気になったものをパチパチ気軽に撮るのが気楽で面白い。シャッター音が「チッ」と軽い感じなのがまたお手軽感が増していい。
さて、もう夏だし、山か海にでも行って写真撮りたいな。