長野への日帰り旅行。
上田市を歩いたあとは東御市へと向かう。長野(特に東信)へはよく遊びに来ていたが、東御市の存在を知ったのはここ数ヶ月のこと。上田市、小諸市、佐久市は知っていたし、おそらく東御市も訪れていたとは思うが「東御市」という言葉が頭のどこにも残っていなかった。きっと読めなかったんだと思う。(東御市=とうみし)
ということで、ほぼ初めての東御市。
今回の記事は東御市にある海野宿を歩いた記録。ちなみに「海野宿=うんのじゅく」。こちらも存在を知らなかったが、ツイッターで紹介されているのを見かけて興味を持った。ツイッター大切。
ここでは歴史的な町並みを楽しむことができる。お店も多く立ち並んでいたけど、上田同様こちらも散歩が主目的。ただただ歩いて終わった。
ちなみに上田を歩いた記録は下の記事。
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上田城跡から上田駅経由して柳町
2019年のGW。令和になった。 このいつもと違う10連休という長期休暇を使い、長野へと日帰り旅行をしてきた。 向かった ...
海野宿を歩く
国道18号から南に入り、千曲川沿いを少し走ると無料の駐車場。約30台ほど停められるらしい。(この他にも第2第3駐車場が用意されている)
なんとかギリギリ駐車。海野宿はGWの午前11時頃に駐車場が満車になる程度には混んでいる。
海野宿は北国街道の宿場。伝統的な町並みが今も残り、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
日本の昔ながらの建物、こうした建物を利用したおしゃれな店舗、道には水路。道幅も広く散歩しやすい。
建物の特徴としては「本うだつ」や「袖うだつ」といった「うだつ」。うだつが上がらないの「うだつ」。そして「海野格子」や「出桁」、「気抜き」といったものもここに来たらチェックしておきたいポイント。事前知識のない僕はうだつ以外は記憶にないくらいにスルーしてきた。家に帰って、復習のためにネットで調べていろいろ知るパターン。
伝統的な建物があるだけではなく、それらを利用した店舗もいくつかある。古くからある建物に新しい店舗。これがおしゃれだったり、カッコよかったり。
今回、海野宿は完全に建物や町並みを眺めながら歩くことが目的だった。なので店舗に入ることもない。それ以前にどんな店舗があるのかも事前に知らなかった。
家に帰って調べた結果、蕎麦屋やカフェ、ガラス工房など寄ってくればよかったと思えるお店がチラホラと。
特に気になったのが「ガラス工房 橙」。お店の前を通り、ファサードがいいなと写真に撮り、「あ、でもガラス製品を今は買わないな」と中に入らなかったこのお店。実はカフェも併設されていると知って今になって気になってる。そしてウェブサイトもおしゃれ。
>> ガラス工房 橙
ひとりを満喫しつつ、ひとりの寂しさを感じる
外国人観光客で人が多すぎることもなく、客寄せの声が大きいなんてこともない。のんびりとした空間をゆっくり歩きながら町並みや建物を眺めることができた。
天気も良かったし気持ちがいい。
やり残したのはお店の中に入ること。
お店にひとりで入るのが得意ではないので、ひとりで旅行に行くとそういうのがデメリットだなとつくづく思う。ゆったりとご飯を食べたり、休憩したり、お土産探したりってことができればもっと旅行が楽しめるのに。今度はそういうひとり旅にしたい。