近頃、絵が描けるようになりたいなと思い、前段階としてちょっとした練習をしている。
練習の内容は"ただただ線を引く"というもの。
こういう練習法があるのかは知らないし、意味があるのかも分からない。やっている感触的には効果は小さそう。
でも、精神統一の時間として、ただただ線を引く時間を作っている。
思ったとおりに体は動かない
何でこんなことをし始めたかといえば、それは武井壮さんが言っていた話がきっかけだと思う。
以前テレビで武井さんが次のような事例をあげていた。
- 目を閉じる。
- 地面に平行になるように手を広げる。
- 目を開ける。
- まっすぐに、平行になっていない。
このことから武井さんは「まっすぐに手を広げることすらできない」ということに気づき、まずは「自分の体を思ったとおりに動かせる練習をしてからスポーツをやろう」という考えに至ったとのこと。
なるほど。人は思ったとおりに体を動かせていないのか。
この気付きが僕にはしっくりきた。
これ、スポーツ以外のことにも言えることだと思う。絵を描くことに置き換えてみると、自分のイメージする線を、思ったように描くことができないということになるだろうか。
この考えから、「まずはペンを思ったように、自在に動かす練習をしてみよう」と線を引き始めた。
黙々と、淡々と線を引く
考えながら、ただただ線を引く日々を過ごしているけど、思ったように描くのは難しいまま。上達する気配がない。
線を引く練習もいいけど、絵が上手くなりたいんだったら絵を描く練習もしたほうがいいのではとも思う。
ただ、この線を引く練習、僕はけっこう好きだったりする。ただ線を引いているだけだけど、なんか黙々と、淡々と、ただただ線を引く時間も好きだったりするんだよなぁ、と。
もう少し続けてみることにしよう。飽きそうだけどね。