春といえば桜。
今年は桜の名所と言われるようなところには一切行かず、自宅の周辺やよく通る道沿いなんかの桜を楽しんだ。
例年と比べ満開までに時間がかかり、待ち遠しくて蕾のうちから桜を探しに散歩した2019年。
新しくカメラを買ってからはじめての桜シーズンということもあり、カメラ片手に桜を十分楽しむことができた。写真はいまいちだけど、記憶を引き出すきっかけになる記録用の写真は撮れたと思う。
僕の桜を記録した
桜の季節はいい。
子どもの頃は桜にそこまで興味がなく、家族で花見に行った際も「花より団子だワン!」とマンガに出てきたフレーズを声に出し、近くを歩いている人たちに笑われたりもした。
そんなかわいかった子どもも今じゃ立派なおじさん。桜くらい愛でるようになる。
今年は下手なりに「写真を撮ってみたい」という願望もあったので、早い時期から桜を見に歩いた。まだ満開じゃない桜の木の中から、咲いている部分を探しては写真に撮る。いま見返すと、蕾の状態の桜をもっと撮っておけばよかったなと思ったりもする。蕾は蕾でかわいい。
満開になってからは、空を背景に桜を撮ったり、夕日に染まる桜を撮ったり、ライトアップされた桜を撮ってみたり。
写真は難しい。どう撮っても代わり映えのしない写真に終わった気がする。
「桜ってこんなに白かったかな。種類の違いかな。」なんて考え始めるほど終盤は桜の白さに少々飽きてきた。そして色を求めだす。
前は葉っぱの見える桜よりも、花びらが満ち溢れているのが好きだったというのにね。好みは変わっていくな。
2019年の桜生活に満足
今年はもう桜の花を見ることはないだろう。
ということで、これが2019年の僕の桜たち。
桜の木の下で弁当も食べた。ひとりで見にも行った。楽しんで写真も撮ることができた。
8割方は満足。
来年は桜の名所にも足を運びたいし、それまでに写真を少しでも上達させなければ。