ここ最近ふと気がついたこと。
おふくろの味は自ら継承しないとそのうち食べることができなくなる。
少し寂しい話ではあるけどこれはしょうがない。
自分が今後も食べ続けたいと思うなら、少しずつ習っておくべきだろうと行動することにした。
僕にとってのおふくろの味を習う
とは言うものの、引き継いでおきたい料理ってなかなか思い浮かばない。
今の時代、ネットで調べればレシピなんて山のように出てくる。そもそもおふくろの味の継承とは何なんだろ。
親が作る料理に何か秘密があるわけでもないだろうに。
それなりに材料や味付けに特徴があったりするのだろうか。もしかしたら隠し味でもあるのかも。
などと深く考えててもしょうがないので、今後も食べていきたい料理を手当りしだい教えてもらうことにした。
まず思いついたのが豚汁。
「好きな料理は?」と聞かれれば「豚汁です!」と必ず答えるほど豚汁が好きなのでこれは必須なのだ。
大根、人参、ごぼう、ネギ、さつまいもに油揚げが入った豚汁。小さい頃から食べてたこの豚汁。寒い時期は特に美味しい。
そして餃子。
小さい頃、手伝いで餃子を包んだのもいい思い出。外で食べる美味しい餃子とは違う、素朴で安心感のある餃子。
次はそぼろ。これがあればご飯がすすむ。
そぼろ丼にして食べるもよし、卵+αで三色丼にするもよし。
土曜の午後、学校から帰ってよく食べていた気がする。あとは親がでかけたときとかに事前に用意してくれた三色丼を思い出す。ただ写真は撮っていなかった。
そして親の地元の郷土料理らしいさつま味噌もたまに食べたくなる。
粉々にした煮干しと味噌とゴマを和え、砂糖で味付けする簡単な料理。
見た目は汚らしく感じるけど、ご飯に乗せて食べるととても美味しい。他にも豆腐とか野菜に乗っけて食べたらきっと美味しいはず。
というわけで、僕はおふくろの味をまだまだ食べ続ける。