建物をめぐるのが好きで、たまに思い立って見に行くことがある。
今回はネットで見かけて気になっていた「旧博物館動物園駅」へ。
この旧博物館動物園駅は2004年に廃止された京成電鉄の駅で、廃止されたあとたまに一般公開されることがあるようだ。
初めて知ったのはテレビだったと思う。この駅を利用してアート作品の展示をしているというものだった。
正直、アート自体には興味はなかったけど、薄暗い駅の雰囲気に興味が湧いた。まあ、結局その時は訪れることもなく終わったけど。
そして今回、また一般に公開された。今度はチャンスを逃さなかった。
博物館動物園駅の一般公開
JR上野駅を降り、上野恩賜公園へ向かう。
散歩しながら博物館や美術館を眺める。ここの建物はカッコいいものが多くて大好きだ。お気に入りは東京文化会館。ここを通ると写真を撮りがち。
そして東京国立博物館を横目にさらに進んだところに旧博物館動物園駅がある。
こんなところにあったのか。
元々は皇室用地だった東京帝室博物館(現・東京国立博物館)の敷地だったらしい。
地下鉄なので、駅舎が大きくあるわけではない。地下への入り口といった感じ。外観は西洋式ですっごい遠くから見れば国会議事堂のような風貌。(国会議事堂よりも建設時期は古い)
こうした建物のいいところは、細かいところまで装飾されてるところだと思う。何なのかは分からなくても細かさが素敵だとは思える。
内部は薄暗い。
アートを展示していたが今回の興味はそこではなかったので割愛。
天井や壁、階段を観察しながらしばしの休憩。
一般公開の範囲は狭く、ホームなどは対象外。地下へ向かう階段の踊り場部分まで。それでも駅の雰囲気を感じれ楽しめた。
今回は2019年11月17日(日)までの公開。金土日祝のみ。