ここ数日、僕の頭の中では今夜はブギー・バックが流れている。
何度も何度も繰り返される。
僕をそっと包むような、とはいかない。うるさいくらい無限リプレイ中。数年後、今日のことを振り返ったとき、心のベスト10第一位はこの曲だったと確実に言えるレベル。
もうドカーッてしたりルカーッて言ったりドカドカしちゃって、このままではやりたいことも手に付かない。だからブログに記録しておくことで一区切りつけようと思った。
ぼくらを支えてたのはやはりこの曲だった
今夜はブギー・バックは小沢健二とスチャダラパーのコラボで1994年3月に発売された。今から26年も前のこと。
この曲は「小沢健二 featuring スチャダラパー」名義で「今夜はブギー・バック (nice vocal) 」を、「スチャダラパー featuring 小沢健二」名義で「今夜はブギー・バック (smooth rap) 」と、それぞれの所属レコード会社から異なったバージョンで発売されている。基本は同じだけど構成も歌詞も違う。
これ、今日はじめて知ったこと。
発売当時に聴いていた記憶はあまりない。まあ聴いてはいただろうけど、「大好きだった」とか「思い出の曲」ということはなかったと思う。なので、こんなに取り憑かれたように聴いてるのは大人になってからのこと。そしていつも何となく聴いてて、やっとバージョン違いがあることに今日気がついた。
この曲はいろいろな人にカバーされた曲でもある。
作品としてCDになっているものもあれば、ライブでカバーされたり、テレビでカバーされたり。
となると出てくるのがどれが一番いいかという論争。ネットでは「この人のバージョンが一番いい」「いやいや、やっぱ本家でしょ」「比べるもんじゃない。それぞれいいよ」といった不毛な論争が繰り広げられる。でも、不毛かもしれないけど、語りたくなるくらいそれぞれのカバーが個性的で素晴らしいのだ。
ということで、それぞれのバージョンを紹介したい。あとで消えても嫌なのでここでは公式チャンネルがあげているものを選んどいた。
小沢健二 featuring スチャダラパー
本家。
安心する。
スチャダラパー featuring 小沢健二
この動画は小沢健二がいないバージョンなのでまたちょっと違う。
心がわりはーのとこをANIが歌ってるけどびっくりしないで欲しい。
rapはsmooth rapのが好き。
TOKYO No.1 SOUL SET + HALCALI
HALCALIなつかしい。
rapはないけど、その代わりにダンスがある。
Goose house
いろいろな曲をカバーしてYouTubeで披露してるGoose house。
チャンネル登録者数200万超えのマンモスチャンネル。
加藤ミリヤ feat. 清水翔太&SHUN
加藤ミリヤかっこいい。
BEAMS40周年記念
BEAMSの40周年記念作品。
17組のアーティストが歌いつなぎ、各時代のファッションを再現したMV。
心がわりの相手は僕に
これ以外にも宇多田ヒカルやKREVA、ロットングラフティー、竹中直人など多くの人が歌っている。YouTubeには公式チャンネルであがっている動画がなかったのでここでは紹介しない。気になる人はいろいろな方法で探して聴いてみて欲しい。
何だろ。誰が歌ってるのもいいんだよね。よくないコレ?コレよくない?
小沢健二とスチャダラパーは本家だからもう文句ないし何度でも聞きたいんだけど、女性ボーカル&男性rapの組み合わせも好きなんだよね。もちろん「え?これは…」って思うのもあるんだけど、結局それはそれでよくなくなくなくなくなくない?。
誰が歌ってるかとかじゃなく、今夜はブギー・バックが最高なんだろうな。
音楽的なことは分からないけど、一言で言えば「心地いい」。
そう、心地いいから心のベスト10第一位なんだ。