お出かけ

電車に揺られ終点まで

お正月は外にいたくなる。

以前は毎年1月1日から友人と飲みにいった。ここ数年はその友人とも絶縁状態のため一人で元旦早々マックでハンバーガーを食べたり、タリーズでコーヒー飲んだり。

とにかく外で過ごしていたい。

ということで今年はもう少し有意義に、優雅に過ごしたいと思い、電車に揺られてどこか知らない街に行こうと思った。

行き先はとにかく終点へ

駅に向かい電光表示板を見る。次に来る電車を確認。終点は逗子。

よし、逗子いこう。たまたま来た電車に乗って終点までいくという、何かの物語にありそうなことをやってみたかった。

席は空いていて楽に座れた。電車に揺られながら持ってきた本を読む。めずらしく詩集を読んでみた。国語の教科書以来の詩はなかなか難しかったけど、なんか気分は良い。

けっこうな時間電車に揺られ逗子につく。移動中に調べればよかったけどこの時点で逗子に関する情報は「海がある」というものだけだった。

そして海を目指す。

知らない街を歩くのが好き。特にお金持ちそうな家を眺めるのが大好物なんだけど、逗子はオシャレな家も多くて歩いていてとても楽しかった。

おしゃれなカフェを横目にとにかく海へ。

そしてなんかテレビで見たことのある景色だなと思ったら海についていた。

家族連れで散歩、バーベキューをする集団、ウインドサーフィンを楽しむ人などみんな楽しそう。僕はカメラ片手にパチパチしながらボーッとしたり砂浜を歩き回る。大したことはしていない。別に目的もない、たまたま来ただけなのでそれで十分楽しかった。最高の正月の過ごし方。

夕方になり、日が沈むまで粘ろうかと思ったけど、寒さが辛くて諦めたことが少し後悔。次は日が沈むまで。

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